今回は、秋の夜長におすすめなミステリー漫画のタイトルをご紹介します!


日が暮れるのが速くなり、夜が長く感じられるようになりました。
ゆったりと充実した時間を持てる秋の夜長に読書を楽しむのはどうでしょう。

時間に追われて読めずに積んであった本や読みたかった本を秋の夜長に一気読み!今回は秋の夜長におすすめのミステリー漫画のタイトルをご紹介します。




漫画は一つ一つの情景を鮮明にイメージできる



ミステリーを小説で読むなら、登場人物の顔や情景は自分のイメージで勝手に描かれますが、漫画は作者によって登場人物の顔も姿も情景も描かれています。
ストーリーもさることながら、漫画家が描いた登場人物は、登場人物の性格にぴったりの姿、顔に描かれ、その表情に惹かれます。
そして、時には繊細に時には過激な人物や風景の描写に身の毛がよだつような思いをすることもあります。

怖い…と思わせる場面、小説ならば怖いな…とイメージするだけのところ、漫画では「うわぁ~」と声が出てしまうくらい、「怖い」のイメージが強くなります。
小説では想像でしかなくぼんやりしたイメージ風景や人物の表情が、漫画では鮮明にイメージできます。

漫画、小説の両方揃っているミステリーなら、漫画から入ると物語の中に入りやすいのかもしれませんね。

秋の夜長におすすめのミステリー漫画のタイトルランキング!



気候的にも過ごしやすい秋の夜長は、ゆったり気分で読書をしたいですね。
ゆっくり謎解きを楽しめる時間がたっぷりあるこの季節、ミステリー漫画はどうでしょうか。

今回は、個人の観点で選んだミステリー漫画のタイトルをランキングにしてご紹介します。


薬屋のひとりごと




原作 日向夏 / 作画 ねこクラゲ(月刊ビッグガンガン)・倉田三ノ路(月刊サンデーGX)、『薬屋のひとりごと』は原作から二つの漫画が派生しています。
後宮に勤める下女猫猫が王宮内で起こる事件を解き明かす、歴史ファンタジーミステリーで、目を離せない展開が面白く、次々に読み進めたくなります。
作画によって好みがわかれるこの作品、ねこクラゲさんは綺麗なイラストが生き生きとしていて魅力的、倉田三ノ路さんは細かいところまで丁寧に表情が描きわけられています。


サマータイムレンダ




原作 田中靖規の『サマータイムレンダ』、主人公慎平は、幼馴染の潮が死んだと聞き、故郷に帰ります。
故郷の島では、「自分にそっくりな影を見た者は死ぬ」という謎の殺人事件が繰り返され、潮の死には不審な点があり、他殺では?と疑う慎平。
SF・ミステリー・サスペンス・ホラー全部詰め込まれていて、目が離せない展開が続き、面白いです。
『サマータイムレンダ』は、2022年TVアニメ放送予定です。


ミステリと言う勿れ




田村由美の『ミステリと言う勿れ』、 天然パーマの青年が鋭い観察眼で謎を解き、人の心も解きほぐします。
周囲の人も引き込まれていく、観察眼が鋭い整の話が面白い!個人の考えと異なることもありますが、整の言葉は心に響きます。
2022年には菅田将暉さん主演で、TVドラマ化されます。


准教授高槻彰良の推察




原作 澤村御影 / 原案 鈴木次郎 / 漫画 相尾灯自、澤村御影の原作をコミカライズした『准教授高槻彰良の推察』
怪異のことを知りたいイケメンだけどどこか抜けている准教授高槻彰良と大学生深町の助手が、民俗学の知識で怪奇事件や都市伝説の謎を解いていくミステリーです。
怪異かもしれない事件が、解いてみたら人為だったりと面白い!2人が過去に体験したことも気になります。
10月10日よりWOWOWにて伊野尾慧主演で『准教授高槻彰良の推察 Season2』が放送されます。


彼方のアストラ




篠原健太の『彼方のアストラ』、惑星キャンプに旅立ち、宇宙で遭難した高校生が降り立った惑星で予想外の事態に遭遇します。
ギャグあり、感動ありの『彼方のアストラ』はミステリーがわかりやすく、友情とSFをバランスよく楽しめます。


相続探偵


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原作 西萩弓絵 / 漫画 幾田羊の『相続探偵』
故人の最後のメッセージとなる遺言書、故人の最後の意志を全うするための探偵、灰江相続調査事務所の灰江七生
ハイエナのような嗅覚で遺言の秘密を暴く、遺産相続専門の私立探偵です。
現実の世界、遺産相続で揉めることは本当にありますよね。
しかもお金がない家ほど、少しの財産をめぐって揉めるのだとか…灰江七生のような人が周囲にいたら…と願う人が現実にいそうです。


さんかく窓の外側は夜




ヤマシタトモコの『さんかく窓の外側は夜』
書店員三角は不気味なものを見てしまう体質で、その才能を除霊師の冷川に見いだされ、コンビを組まされます。
日常の不思議な現象を凸凹コンビが解決していく、怖いけれど面白い、ミステリーにサスペンスにホラー、そして少しBLチックなところもあるミステリー漫画です。


応天の門




灰原薬の『応天の門』、学問の神様菅原道真と平安のプレイボーイ在原業平が怪奇事件を解決していきます。
平安時代のミステリーか…と思うのですが、絵に惹かれ、物語に惹かれて、ひとたび読み始めるとハマります。


雪人YUKITO


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原作 大沢在昌 / 漫画 もでんあきこの『雪人YUKITO』、10年前に潰れた暴力団のことを聞きまわる秋田弁を話す雪人という謎の青年が新宿に波乱を巻き起こします。
主人公の雪人がまっすぐで魅力的、雪人を取り巻く人物も個性的で面白いです。
任侠もの?と思わせるのですが、それともちょっと違う…ワクワクドキドキ、先が気になって一気読みしたくなる漫画です。


虚構推理




原作 城平京 / 漫画 片瀬茶柴の『虚構推理』
怪異になった少女岩永琴子と怪異に恐れられる男桜川九郎が出会い、二人は人間と怪異に生じたトラブルを解決します。
ミステリーとファンタジーの両方を兼ね添えていて、先がまったく読めずに面白いです。

【11位】

ROUTE END


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中川海二の『ROUTE END』、特殊清掃会社に勤務している主人公が恩人でもある会社の社長の死をきっかけに「END事件」と呼ばれる猟奇殺人事件に巻き込まれていきます。
犯人の目星がつくミステリーが多いなか『ROUTE END』は犯人が全く分からず、ヨシ!犯人が分かった!と思ってもまだ先があり、どんどん物語に引き込まれていきます。

【12位】

金田一37歳の事件簿




原作 天樹征丸 / 作画 さとうふみやの『金田一37歳の事件簿』
もう謎とはかかわりたくない!とPR会社で働く金田一でしたが、事件は容赦なく金田一を襲い掛かります。
37歳になった金田一も、昔と変わらずに面白いです。

【13位】

氷菓




原作 米澤穂信 / 作画 タスクオーナーの『氷菓』は、テレビアニメ化されたコミカライズ版で、2012年にテレビアニメ化、2017年に実写映画化されています。
高校の古典部を中心に起こる日常のさまざまな謎を解き明かす青春ミステリーで、原作から入った人も、アニメから入った人も、漫画、アニメ、原作のすべてを見てみようと思わせます。

【14位】

掟上今日子の備忘録




原作 西尾維新 / 漫画 浅見ようの『掟上今日子の備忘録』
前向性健忘症の一種の障害があり、眠った瞬間にその日あった出来事を忘れる掟上今日子は、ほぼすべての事件を1日で解決します。
テンポが良く、言葉の使い方が面白い『掟上今日子の備忘録』は、2016年に新垣結衣主演でTVドラマ化されています。

【15位】

Smoking Gun 民間科捜研調査員 流田縁




原作 横溝智裕 / 漫画 竹谷洲央の『Smoking Gun民間科捜研調査員 流田縁』
法律や警察が守ってくれない事案に対処する民間の調査員流田縁が、やがて自分の恋人が死亡した事件の真相へ迫ります。
ヒューマンドラマ系のミステリーで読みやすいですよ。

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終わりに


いかがでしたか?
今回は秋の夜長におすすめのミステリー漫画のタイトルを個人の観点で選びランキングにしてご紹介しました。

昨今のTVドラマは、漫画が原作というドラマが多いですよね。
漫画のイメージとあまりにもイメージが違う配役だったりすると、「このドラマは見ない!」なんて思うのですが結局見ています。
でも、流石俳優さん!それなりに見えてくるから不思議です。
今回ご紹介した中には、まだドラマ化されていないものもありますが、これからドラマ化されるかな。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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